1949-04-06 第5回国会 参議院 予算委員会 第5号
特殊財産処理費と申しますのは、從來の連合國財産返還費でありまして、この外に掠奪物件の返還、拿捕船舶の返還というようなことを考えております。これも從來あつたことでありますが、そういうものを合せまして、一つに名称を変更したわけであります。その次の解除物件処理費は先程申上げたものでありますが、今申上げました不合格品、不適格品の賣拂のために要する経費、例えば運搬経費、荷役料とか、そういつたものであります。
特殊財産処理費と申しますのは、從來の連合國財産返還費でありまして、この外に掠奪物件の返還、拿捕船舶の返還というようなことを考えております。これも從來あつたことでありますが、そういうものを合せまして、一つに名称を変更したわけであります。その次の解除物件処理費は先程申上げたものでありますが、今申上げました不合格品、不適格品の賣拂のために要する経費、例えば運搬経費、荷役料とか、そういつたものであります。
その次に最後にお話のございました目節の区分をしないで配賦する場合でございますが、これにつきましては例示的にあげられました終戰処理費、賠償処理費、それから連合國財産返還費、公共事業費というようなもののほかに考えられるものは、價格調整費でございますが、それ以外に昨年度は物價補整の特別措置費というものがありましたが、二十四年度におきましてはさような科目は設けないつもりでありますので、これは來年度も必要ないと
まず歳出経費における重要なものをあげますと、終戰処理費は九百二十六億円に達し、これを賠償施設処理費六十四億円、連合國財産返還費十六億円と合計いたしますと一千六億円となり、終戰処理費は総裁出額の約二七%に及ぶものであります。
これについては、消費支出(終戰処理費、賠償施設処理費、連合國財産返還費、價格調整費、物資及物價調整事務取扱費、政府出資金、政府事業再建費、價格補正等特別補充費、船舶運営会補助等累計二千七十六億円)投資支出(公共事業費、住宅復興資材費、新制中学、定時制高等学校、盲聾唖教育義務制実施費、農地改革費、農業技術浸透費等累計五百四十一億円)、各目節の予算單價はいかなる倍率によつているか。
次は連合國財産返還費、これは連合國の財産でありまして、日本側が戰時中に押收するとか没収したようなものを元の形に回復する、そうして返すのだという問題があるのでありますがそのために必要な經費であります。そのうち大きなものは拿捕船舶、これは六億二百萬圓くらいになつております。拿捕した船舶を修理して返してやるというわけであります。
次に歳出豫算の主なる事項の金額を申上げますれば、終戰虚理經費九百二十六億圓、賠償施設處理費六十四億圓、連合國財産返還費十六億圓、價格調整費五百十五億圓、物資反物價調整事務取扱費六十九億千四百三十餘萬圓、公共事業費四百二十五億圓、地方分與税分與金四百四十九億千六百萬圓、地方警察費國庫負擔金二十八億九千七百九十餘萬圓、住宅復興資材費十八億九千七百三十餘萬圓、政府出資金百八十九億七千三百五十餘萬圓、國債費七十五億二千二百八十餘萬圓
次に歳出予算のおもなる事項の金額を申し上げますれば、終戰処理費九百二十六億円、賠償施設処理費六十四億円、連合國財産返還費十六億円、價格調整費五百十五億円、物價及び物價調整事務取扱費六十九億千四百三十余万円、公共事業費四百二十五億円、地方分與税分與金四百四十九億千六百万円、地方警察費國庫負担金二十八億九千七百九十余万円、住宅復興資材費十八億九千七百三十余万円、政府出資金百八十九億七千三百五十余万円、國債費七十五億二千二百八十余万円
次に出威出予算中重要な事項について申上げますると、終戰処理費九百二十六億円、賠償施設処理費六十四億円、連合國財産返還費十六億円、債務調整費五百十五億円、公共事業費四百二十五億円、地方分與税分與金四百四十九億一千余万円、地方警察費國庫負担金二十八億九千余万円、住宅復興資材費十八億九千余万円、政府出資金一八〇九億七千余万円、国債費七十五億二千余万円、同胞引揚費五十二億三千余万円、小学校教員給與國庫負担金八十七億四千余万円
連合國財産返還費、これは當初豫算では八千四百萬圓の金額でありますが、六千七百萬圓を追加するというわけであります。これは戦時中に本邦側におきまして拿捕いたしました船舶、或いは私人の財産を差押さえましたというものを原状を以て連合國に返還するに必要な經費であります。追加を要する原因は主として物價騰貴であります。
次は連合國財産返還費、これは連合國の財産を戰時中日本側におきまして收容しておるのでありまするが、それを連合國に返還するために要する經費でありまして、當初豫算におきましては八千四百萬圓、今囘六千七百萬圓を追加いたしまして一億五千二百萬圓とするものであります。物價騰貴の關係で追加を必要といたしております。次は雜費であります。